2011年05月21日

書籍化との出会い

昨日の遠足での疲れがモロ残っているぺこさんです。
見た目も中身も実年齢よりかなり上をいっている私。
実際、みんなから「残念な若年寄だよね…」と確実に言われます。
まだ26なのに…グスン…

さてさて、2日前に「ロザフィとの出会い」について書いたので、
今日は「書籍化との出会い」について書きたいと思います。

自己紹介でも書いたとおり、長女は3歳の時に小児がんになりました。
小児でも珍しい、膵臓の癌です。世界に200例くらいしか症例もありません。



が、しか~し!!!
「小児がん」なんてダークな病名のくせに、うちはいつもと変わらない!!
それどころか、いつも以上にハチャメチャで、やりたい放題やりまくり!!
毎日笑顔で、ゲラゲラニヤニヤしながら生きていました。
それを、違うブログ【ぺこさんちアメブロバージョン】で書いていました。
アホを全面に押し出し、変人という称号まで手に入れました。

それが、どういう事なのか・・・
アホがうつってしまったのか・・・

「書籍化してみませんか」と、出版社の方から電話がかかってきたんです。
そりゃもう、ビビりますよ。そんなん、世界が違うと思っていたから。
・・・つーか、うちの闘病記は、世にある闘病記とはまったく違い、
アホ公開ブログ、もしくは、ハチャメチャ奮闘記だったんです。
電話がかかってきた時は、「考えます」と言って電話を切りました。

そしてその1時間後、ある出来事が起こりました。
家が、揺れたんです。
そう、東北の大震災です。

それから本のことなんて、すっかり頭から消えました。
考えることはあったけれど、「それどころじゃねえ」と思っていて。
ところがどっこい、東北地方の方は、うちのブログを読んでいて、
「ぺこさんちの元気がパワーになる!娘ちゃんの笑顔が必要」だって。

うちの使命は、娘の生き様を世に伝えることだって、思ったんです。
どんなに辛くても笑って笑って、生きてきた娘。
笑顔の大切さを伝えたい!!そう思い、出版を決意しました。

マジメに書きましたが、本の内容は・・・ちゃらんぽらんです。
小児がん闘病記のくせに、アホです。
ドラマや映画にある癌のイメージは、確実に壊れる内容ですわ。

そんなこんなで、もう出版予定日まで約3カ月になりました。
文章も写真も決まり、題名も帯文も決まり、後は表紙だけ!!!
きゃー!!めっちゃ楽しみだー!!!


  


Posted by ぺこ at 19:50Comments(6)書籍関係